ホワイトニング用のマウスピースは大きく分けると歯科医院で作るのとキットを購入して自宅にて自分で作るという2つの種類があります。
れぞれの種類による特徴や効果について把握したうえでの選択をするのが望ましいです。
大切なのはホワイトニング用のマウスピースは自分の歯を白くするためのアイテムであり、着実に不安なく着用できるかどうかです。
目次【記事の内容】
歯科医院での作成の流れ
歯科医院でホワイトニング用のマウスピースを作成する場合はまず虫歯や歯周病がないかをチェックし、可能であるかを確かめます。
可能でない場合は虫歯や歯周病の治療を行った後になります。
次に必要に応じての歯のクリーニング治療を行い、歯型を採取して作成していき、最後に違和感がないかを確認して完了です。
的確でクオリティの高いマウスピースを作成できるのが大きなメリットです。
歯科医院で作成した場合にかかる費用は溶剤を合わせると15000円~40000円となります。
保険適用外となるため、市販のキットと比べると高額に思うものの、繰り返し使えます。
一度作ってしまえば今後必要になるのはジェルの追加購入のみです。
長い目で考えたときにはまず歯科医院での作成を基本とした方がよいでしょう。
市販のキットは2つのタイプが存在
市販のキット大きく分けると型が決まっているタイプと自分で型を作るタイプがあります。
どちらのタイプにしても上下で800円前後と非常にリーズナブルな価格です。
歯科医院での作成に比べるとその差は歴然です。
しかし、注意しないといけないことも少なくありません。
まず、自分の歯型に合わせて作られてはいないため、一度に余計なジェルを消費し、出費がかさんでしまうことも多いです。
自分で型を作るタイプにしても、熱湯で柔らかくしたうえで自分の歯に圧着して歯型を取ることになるものの、フィット感は歯科医院での作成に比べると劣ってしまいます。
ジェルを余計に消費してしまい、ムラの原因にもなりかねません。
もちろん、コツをつかんでしまえば歯科医院での作成よりも安価で魅力的ではあります。
市販のキットを選択する場合は失敗してもよいと考えて選択するのがよいでしょう。
リーズナブルな価格だからこそ失敗したときの経済的な負担も大きくありません。
歯科医院を選択するにあたっての基準について
ホワイトニング用のマウスピースは歯科医院で作成してもらうのが失敗は少なく、満足な効果を得られる方法となります。
しかし、どの歯科医院を選択しても問題がないわけではありません。
フィット感が甘いと余計にジェルを消費してしまうため、歯科医院選びは非常に重要です。
歯科医院を選ぶにあたっての基準となるのはホームホワイトニングや審美歯科に特化しているかどうかです。
数多くの症例をこなしている歯科医院を選択した方が失敗は少なくなります。
高濃度のジェルを取り扱っているかもチェックすべき項目です。
深い知識を持ち、ホームホワイトニングに精通したスタッフがいないと、知覚過敏が起きたときのリスクに対応できないためです。
もちろん、長い目で考えたときに少しの料金の差が大きく響くため、低料金であるかもチェックしましょう。
まとめ:
ホワイトニング用のマウスピースは費用が高くなっても歯科医院での作成を選択すべきです。
市販のキットの型が決まっているタイプと自分で型を作るタイプのどちらを選択したとしても、ジェルを余計に消費してしまう可能性があります。
自分の歯型に合わせたマウスピースであるからこそ、最小限のジェルの使用でこと足りるものです。
ホワイトニング用のマウスピースは一度作ってしまえば繰り返し使えるため、今後のことも考えて歯科医院での作成のためにまずは相談をしてみるのがよいでしょう。