歯磨きしている時や日常生活を送っている際に、歯の表面がザラザラしていることに気付く方もいるでしょう。歯の表面がザラザラしている場合は、何らかの変化が歯の表面で起こっています。今回は、歯の表面がザラザラする5つの原因について解説していくので、参考にしてみてください。
歯垢が付着している
歯の表面がザラザラしている原因の一つとして、歯垢が付着している可能性があります。歯磨きが不十分である場合に、歯の表面に歯垢が形成されて、ザラザラとした感触になるのです。
歯垢には、複数の菌が繁殖しているため、放置していると虫歯の原因になる可能性があります。歯垢が形成されるのは、食後4時間から8時間が経過してからであるため、後から歯垢に気付くことが多いのが特徴です。
歯の表面が傷ついている
歯の表面がザラザラしている原因の一つとして、歯の表面が傷ついている可能性があります。エナメル質は硬い組織ですが、適切なブラッシングを行っていないと、傷が生じてザラザラした感触になる恐れがあるのです。
研磨剤が多く含まれた歯磨き粉で強く磨くと、エナメル質が傷つき、歯の表面が傷つく可能性があります。そのため、歯を磨く時には、丁寧な力加減でこすることが重要です。
歯の表面に亀裂や欠け
歯の表面がザラザラしている原因の一つとして、歯の表面に亀裂や欠けが生じている可能性があります。歯に対して、強い圧力が生じた時に、亀裂や欠けが生じることがあるので、日頃から歯ぎしりや噛みしめの癖がある方は、注意が必要です。
初期の虫歯
歯の表面がザラザラしている原因の一つとして、初期の虫歯になっている可能性があります。虫歯によって穴が開くと、歯の表面がザラザラとした感触になるので、早めに歯科医院に行き、診察してもらうことが大切です。
歯のザラザラを除去する方法
基本的に、歯がザラザラする原因は、オーラルケアが不足していることが関係しています。そのため、歯垢が発生しないように、綺麗に歯磨きを行うことが重要です。
また、歯磨き以外にも、デンタルフロスや歯間ブラシで、歯と歯の隙間など、掃除しにくい場所を綺麗にすることも、口内環境を整え、歯垢が発生しないようにするために必要な対策になります。
他にも、歯の表面が傷つかないように、力加減を考えて磨くことも大切です。出来れば、歯ブラシの毛先を柔らかめにすれば、歯の表面を傷つける心配がなくなるので、ザラザラすることも少なくなるでしょう。
歯の表面がザラザラする原因が、初期の虫歯である場合は、早期治療を施すことができるので、通院し、治療が完了するまで歯科医院に通う必要があります。痛みが生じる前に見つけることが出来れば、完治するまで早いので、安心してください。
歯科検診で歯の状態を定期的に確認
歯の表面がザラザラすると、何が歯に起きたのか、不安になる方も多いでしょう。そうならないためにも、定期的に歯科検診を行うことをおすすめします。
歯科検診を行うことで、歯の状態をチェックすることができ、歯の表面のザラザラの原因をすぐに特定することが可能です。
定期的に歯科検診を行っておけば、虫歯や歯周病が悪化する前に、事前に治療を施すことができます。歯を健康に維持するきっかけになるので、積極的に実施するようにしましょう。
また歯科検診を定期的に行っておけば、歯のケアについて専門家から、アドバイスを受けることもできます。どのようにケアすれば、歯垢が溜まらないのか、気軽に相談してみてください。
個人の歯は、特徴があるため、それぞれに合ったデンタルケアがあります。歯科検診で歯をチェックすれば、デンタルケアについて回答することができるので、気軽に歯科検診を行ってみてください。
