ホワイトニングに重曹って効果があるの?使い方やメリットについて

重曹

重曹は料理に使えるだけでなく、キッチンなどの掃除にも役立つ便利な品物です。

価格も安く、薬局やスーパーなどどこでも手に入れることが出来るという点もメリットでしょう。

様々なことに利用できる便利な品物ですが、その他にも歯を白くするホワイトニングに使う方法もあります。

具体的にどのように使われているのか、また、使うことで起こるメリットとデメリットについて紹介します。

どうやって使うの?

重曹を使ったホワイトニングの方法には様々なものがあります。

一番簡単にできるのは、歯ブラシにそのままつけて磨く方法です。

その他に、重曹大さじ1~2杯に対し水を数滴垂らしてペースト状にしてから歯ブラシに乗せる方法もあります。

独特の味が気になるという方は、水を加えた時に一緒に食用で使えるハッカ油やはちみつなどを混ぜることで使いやすくなります。

歯ブラシに重曹をつけて歯を磨く場合、普通の歯磨き粉を使ったときよりも歯ブラシをゆっくり動かすことが重要です。

強い力をかけて磨くと、研磨力の高い重曹の粒子で歯の表面を覆っているエナメル質を傷つけてしまう可能性があります。

エナメル質は加齢や強い刺激によって削られていきます。

エナメル質が薄くなりすぎると、冷たいものを口に含んだり歯ブラシの毛先が当たると痛みを感じる知覚過敏になってしまいます。

そして一度傷がついてしまうとなかなか元には戻りません。

歯を磨いていると、つい黄ばみや汚れを落とそうと力を入れてしまいがちになりますが、やさしく丁寧に磨くことを心がけましょう。

直接歯を磨くのは刺激が強いという方は、100mlの水に小さじ1杯程度を入れたものを使ってうがいをするだけでも効果があります。

重曹

どんなメリットがある?

重曹を使ったホワイトニングのメリットは、第一に安く身近にあるもので実践できるという点です。

ホワイトニング効果のある歯磨き粉はそれなりに値段がするものも多く、効果が実感できるのか不安に思う方はなかなか手を出せないかもしれません。

それに比べると100円均一などにも置いてあるためコストパフォーマンスに優れていると言えます。

また、歯の表面に付着した汚れを落としてくれるので、すぐに効果が見られるという点もあります。

更に酸性に傾いてしまった口内を、アルカリ性の重曹によって中和させることができます。

口内が酸性の状態になると虫歯菌が増殖しやすくなるため、虫歯予防にも使えます。

口の中をすっきりさせ、口臭を予防する効果もあるのでマウスウォッシュの代わりとして使うこともできます。

使用するときの注意点とデメリット

ドラッグストアやスーパーなどで簡単に購入でますが、歯磨きに使用する場合には必ず食用のものを使いましょう。

また非常に強い研磨力があり、それを使って汚れを落とします。

しかし、前述したように歯の表面にあるエナメル質を傷つけてしまう恐れもあります。

歯磨き粉として使用する際には強く擦りすぎないこと、うがいの時に使う場合も口の中がスッキリしますが、1日2回程度に回数を制限することが重要です。

タンパク質を分解する性質があるため、使用しすぎると口の中の粘膜を傷めてしまう可能性があります。

使ってみて刺激が強いと感じたら使用するのを控えましょう。

その他にもデメリットとして歯石がつきやすくなるとも言われています。

指をさす女性

まとめ

重曹を使ったホワイトニングは、基本的には歯の表面に着いてしまった汚れを強い研磨力で削って落とすというものです。

そのため安く手軽に行える点はメリットですが、やりすぎると歯や歯茎を痛める原因になります。

また本来のホワイトニングとは異なるため、歯の内側から白くすることはできません。

もっとしっかり安全に歯を白くしたいと考えている方は、セルフホワイトニングなど他の方法も検討してみることをおすすめします。