歯磨きを行う上で、綺麗に口内環境を整えるためには、正しい歯磨きの方法を覚えることが大切です。正しい磨き方で、歯を健康に維持することができるので、しっかり意識していきましょう。今回は、正しい歯の磨き方を紹介していくので、参考にしてみてください。
目次【記事の内容】
正しい歯磨きのポイント
口内環境を清潔に保つためには、正しい歯磨きのポイントを押さえておくことが大切です。正しい歯磨きを行うためには、どのようなポイントを押さえておく必要があるのか、詳しい内容を紹介していきます。
1.プラークをしっかり取り除く
正しい歯磨きを行うポイントとしては、プラークを綺麗に取り除くことを意識することが大切です。プラークは生きた細菌の塊であるため、虫歯や歯周病の原因になります。舌で触ると、ザラザラとした感触があれば、それがプラークです。
プラークは、水に溶けにくく、粘着性があるため歯の表面に付着していることから、うがいなどでは除去することができません。
歯磨きの目的は、プラークを除去するためにあるといえるので、プラークを残して虫歯や歯周病にならないように、しっかり除去していきましょう。
2.プラークが付着しやすいところ
プラークが付着しやすい場所は、主に3ヶ所あります。「歯と歯の間」・「歯と歯茎の境目」・「かみ合わせの面」です。除去するためには、歯ブラシの毛先を届かせるように意識する必要があります。
正しい歯磨きの磨き方
プラークを取り除くために、正しい磨き方を意識することは大切です。正しい磨き方とは、どのような歯磨きの方法なのか、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
1.毛先を歯に当てる
歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目、歯と歯の間にしっかり当てることが大切です。毛先を意識して歯に当てることで、付着しているプラークの磨き残しを防ぐことができます。
2.軽い力で磨く
正しい歯磨きの方法としては、軽い力で磨くことが大切です。強すぎると、歯ブラシの毛先が広がってしまい、当てたい面に毛先が届かない可能性があります。
目安としては、150g~200gほどの力加減で磨くことが大切なので、力強く磨かないように注意しましょう。
歯磨きを行う際に、強く磨いてしまうと、歯のエナメル質を傷つけてしまう原因になるので、正しく歯磨きを行うためにも、力加減は意識することが大切です。
3.小刻みに動かす
正しく歯磨きするためにも、小刻みに動かすことが大切です。1ヶ所を20回以上、歯並びに合わせて磨くことを意識する必要があります。5mm~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1本~2本ずつ磨くことを意識していきましょう。
歯磨きの後はデンタルフロスや歯間ブラシを活用する
正しい歯磨きの方法を実践しても、プラークや食べかすを十分に除去できないことがあります。その際は、デンタルフロスや歯間ブラシを活用し、口内環境を整えるようにしましょう。
十分なオーラルケアを行えば、虫歯や歯周病を予防することができるので、面倒くさがらずに実践していくことをおすすめします。
丁寧にケアを行っていけば、口内環境を清潔に保つことが可能となるので、歯磨きを行った後は、デンタルフロスや歯間ブラシを活用するようにしましょう。
歯の状態が気になる場合は歯科検診
正しい歯磨きを実践し、デンタルフロスや歯間ブラシを活用しても、虫歯や歯周病を引き起こすことがあります。その際に、発見が遅れてしまうと、症状が悪化してしまう恐れがあるでしょう。
そうならないためにも、歯の状態が気になると感じた時には、速やかに歯科検診を行うことをおすすめします。
歯科検診を行えば、虫歯や歯周病の早期発見に繋がるケースもあるので、口内環境を整えるためにも、早めにチェックするのが望ましいでしょう。