毎日の歯みがきだけではなかなか歯の黄ばみや汚れを完全に落としきることはできません。
そこで、歯科医院や自宅でできる歯を白くする方法があります。
今すぐにでも歯を白くしたい、ゆっくりでいいから自然な白さにしたいなど、ホワイトニングには自分が理想とする歯に近づけるための2つの方法があります。
それらの方法で、それぞれ効果が出るまでの期間と、効果がどれくらい続くのか紹介します。
目次【記事の内容】
歯を白くするにはどんな方法がある?
薬剤を用いて歯を白くするホワイトニングには、歯科医院で行うものと、自宅でできるものの2つの方法があります。
歯科医院で行われるオフィスホワイトニングには濃度の高い薬剤やホワイトニング専用照射機などが用いられ、すぐに効果が見られるというメリットがあります。
今すぐにでも歯を白くしたいという人におすすめですが、治療後は色素が沈着しやすい状態になっているため、コーヒーや紅茶、赤ワインなどの色素が沈着しやすいものは施術後1~2日は控える必要があります。
また、タバコのヤニも色素沈着の原因になるので施術直後は控えましょう。
自宅でできるホームホワイトニングは、濃度の低い薬剤を用いておりますが歯科医師などの専門知識や技術を持った有資格者でなければ施術ができません。
最初に歯科医院に通院しマウスピースを作成する必要がありますが、その後はジェル状の薬剤を塗ったマウスピースを歯に嵌めるだけなので場所を問わず利用できる点がメリットです。
効果が感じられるのはゆっくりですが、自然な白さを目指したいという人におすすめです。
施術の期間や効果が続くまでどれくらいかかる?
人によって効果を出したいという方もいれば、ゆっくりと自然に白くしたいという方もいます。
少しでも早く効果を実感したいという方は歯科医院でできるオフィスホワイトニングをおすすめします。
施術時間は1~2時間程度で、高濃度の薬剤を使っているため効果が早く出るのがメリットです。
施術も多くの場合1度で終わるため、通院になかなか時間を割けないという方にも便利でしょう。
一方で施術中や施術後に歯の痛みを感じる人もいます。
多少の時間がかかってもいいから自然な白さにしたいという人におすすめの方法が、家で手軽にできるホームホワイトニングです。
薬剤のジェルを塗ったマウスピースを嵌めている時間は2~8時間程度で、寝ている間にできるものもあります。
効果が出るまで2~3週間程度の期間が必要ですが、刺激も少ないため痛みが出るのが不安な人でも利用できます。
それぞれの効果が持続する期間は、オフィスホワイトニングで3ヶ月~半年程度、ホームホワイトニングで半年~1年程度と言われています。自分が目指したい白さや期間に合わせて選びましょう。
白い歯を持続させるには
ホワイトニングを行っても、その白さがずっと続くわけではありません。
特に施術後は色素が沈着しやすい状態になります。
普段から歯に色が付かないように、色素が沈着しやすい食べ物や飲み物を食べた後にはすぐに口の中を水ですすぎ、色が残らないように気をつけましょう。
また、その効果を長続きさせる為に専用の歯磨き粉を利用したり、効果が落ち始めたときに追加で行う「タッチアップホワイトニング」のメニューを用意している歯科医院もあります。
丁寧にケアして白い歯を長続きさせましょう。
まとめ
効果が実感できるまでにかかる期間は、歯科医院で行えば1日、歯科医院に通院後、自宅で行えば2~3週間程度です。
それぞれの方法によって効果が継続する期間も異なるため、どんな白さを目指したいのかも含めて検討しましょう。
また、施術後も再度色素が沈着しないように継続してケアする必要があります。
色素が沈着しやすい食べ物を食べた後に口をすすぐことは勿論、歯みがきも丁寧に行いましょう。
また、定期的に歯科医院で歯の状態を診てもらうことも大切です。