笑ったときに見える白い歯は明るく爽やかな印象を残し、出会った人からも好印象を持たれます。
しかし、なかなか自分でケアするだけでは理想の白さに近づかないと悩んでいる方もいるでしょう。
歯を白くすることに興味はあるけれど、できれば歯科医院に通う回数は減らしたい、短期間で結果を出したいなど人によって様々な要望があるかと思います。
ホワイトニングの種類や、どれくらいで効果が実感できるのか、その回数について紹介します。
目次【記事の内容】
歯科医院で歯を白くしてもらう
歯科医院で施術してもらう方法をオフィスホワイトニングと呼びます。
オフィスホワイトニングでは、濃度の高い過酸化水素が含まれた薬剤を使い、更に光やホワイトニング専用照射機で光を照射して歯に付着している色素の「ステイン」を落としていきます。
1回の治療にかかる時間は30分~1時間程度です。
この方法の最大の特長は、短時間で少ない回数でも効果が実感できるという点です。
多くの場合、1回目でも効果を実感することができ、ほとんどの人が1~4回程度の施術で希望する白さまで漂白することができます。
効果が持続する期間は3ヶ月~半年程度です。
スピーディーに結果を出したい、少ない回数でキレイにしたいという方におすすめです。
一方、濃度の高い薬剤を用いているため、人によっては施術中に歯に痛みを感じることがあります。
これは、過酸化水素によって歯の水分が奪われることで起こるもので、通常1日もあれば痛みは治まります。
自宅で空いた時間に歯を白くする
何回も歯科医院に通う時間がない、自宅で好きなときにやりたいという方におすすめなのがホームホワイトニングです。
ホームホワイトニングでは、自分の歯型に合わせたマウスピースにジェル状の薬剤を塗り、2~8時間程度装着します。
ずっとつけている必要はなく、途中で外しても合計時間で必要な時間まで達していればいいので通勤時間などの空き時間に利用したり、睡眠中に装着できるものもあります。
効果が実感できるまでの期間は2~3週間程度で、歯科医院で行うオフィスホワイトニングよりも長くかかりますが、回数が多くゆっくりと効果が実感できるので自然な白さにしたいという人に向いています。
効果の持続期間は半年~1年程度です。自宅でできるものですが、最初にマウスピースを作成しないといけないので初回は歯科医院にいく必要があります。
歯の白さを保つために
ホワイトニングで歯を白くするには、歯科医院で施術する場合1~3回、自宅で行う場合には14~21回程度の回数で施術を行う必要があります。
しかし、それだけでは時間が経過したり食べ物などによって再び色素が沈着してしまいます。
施術後は特に色素沈着の原因になりやすい紅茶やコーヒー、赤ワインといった飲み物やチョコレートなどはできるだけ避けたほうが良いでしょう。
また、歯科医院によってはホワイトニングの効果をより長持ちさせるためにタッチアップホワイトニングのプランを持っているところもあります。
これは、そろそろ効果が落ちてきたと思う頃に再度ホワイトニングを行うものです。通常の価格よりも値引きされた価格で受けることができるのでおすすめです。
まとめ
ホワイトニングの効果は1回でも十分に感じられる人もいます。
しかし、効果をより長持ちさせたい場合には定期的に歯科医院に行き、歯の状態を確認してもらうことも大切です。
人によって理想の白さも、白くなりやすさも異なりますが、それでも何度か回数を重ねることで理想の白さに近づくことも可能です。
白い歯になると笑顔にも自然と自信が出てきます。
紹介した方法それぞれの特徴や、どれくらいの状態まで白くするか、歯科医師のアドバイスをもらいながら理想の白さを手に入れましょう。