ホワイトニングの様々な種類とそれぞれのデメリットについて

考える子供

歯を白くすることに興味を持っている方は多いでしょう。美しく輝く白い歯は笑顔をより印象的に、素敵に見せてくれます。

しかし、メリットもある一方でデメリットについても気になる方もいらっしゃるはずです。

ホワイトニングを行うことで生じるデメリットにはどのようなものがあるのか、種類ごとに紹介します。

歯を白くすること

ホワイトニングとは歯の表面に付着した色素を薬剤で分解して漂白する方法です。

付着している色素を削ったり磨いたりして落とすものではないので、歯の表面を傷つける心配はありません。

最近では歯科医院で行うものだけでなくサロンで行うものもあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

歯科医院で行う

歯科医師や歯科衛生士などの資格を持った方が施術を行うのがオフィスホワイトニングです。

濃度の高い過酸化水素水が含まれている薬剤を使うため、ほとんどの場合1度の施術で効果が実感できるのがメリットです。

すぐにでも歯を白くしたいという方におすすめで、資格を持った方が施術することで安心感もあります。

一方、デメリットとして、薬剤が歯にしみることがあります。

通常、施術による痛みを感じても24時間以内に治まります。また、急激に漂白するので不自然な白さに見えることがあります。

施術後は色素が沈着しやすいため食事制限や禁煙などが必要になる点もデメリットと言えます。

歯医者

自宅で行う

歯科医院で専用のマウスピースを作り、薬剤をもらって自宅で実践できる方法がホームホワイトニングです。

薬剤には過酸化尿素が使われており、オフィスで行う場合よりも濃度が低く、効果はゆるやかです。

じっくりと白くしていくため時間はかかりますが自然な白さにすることができます。

デメリットとして、マウスピースを装着する時間が長いという点があります。

薬剤にもよりますが、2~8時間程度の装着が必要で、効果が実感できるまでに2~3週間程度かかります。

また、自分で行うため薬剤を塗る際にムラができると上手く漂白できないことがあります。

家

歯科医院と自宅の両方で行う

歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームで行う場合の両方を合わせたのがデュアルホワイトニングです。

先に歯科医院で施術を行い、その後は自宅でケアしていくので、即効性と持続性の両方の面で優れています。

一方で、デメリットとしては高濃度の薬剤を使った際に歯に痛みが出ることがある点や、オフィスホワイトニング後には食事制限が必要な点が挙げられます。

サロンで行う

最近では、歯科医院だけでなくサロンでもこの方法を実施しているところがあります。

サロンで行う方法はセルフホワイトニングと呼ばれています。

最初にサロンスタッフから器具の使い方などの説明を受け、その後は自分で器具を使って光を照射します。

歯科医師や歯科衛生士などがいないため、薬剤に過酸化水素などを使用することはできず、スタッフが口の中を触ることはできません。

使用されるのは酸化チタンという成分が多く、安全性が認められているものを使って歯を白くします。

歯科医院で行うより価格が安価という点や、痛みを感じないというメリットがあります。

しかし、サロンで行う施術の主な効果は歯の表面に付着したステインを落とすことで、他の方法のように歯を漂白する効果はありません。

歯の汚れを落としたいという方にはおすすめですが、加齢などによって黄ばんでいる歯に対しては思うような効果が得られないこともあります。

歯を磨く女性

まとめ

ホワイトニングには様々な種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

それぞれの方法の特徴を踏まえて自分に合うものを選ぶことが重要でしょう。

白い歯は継続的にケアしていかないと再び色が付着していきます。定期的にチェックし、白い歯を保つように心がけましょう。