歯ブラシの種類をご紹介

日頃から使用している歯ブラシですが、実は豊富に種類があり、それぞれの特徴次第で、効果が異なります。自分の口内環境に合わせて、使い分けを行うことが大切です。今回は、歯ブラシの種類について紹介していくので、参考にしてみてください。

目次【記事の内容】

歯ブラシのヘッドの種類

歯ブラシのヘッドは、毛がついている部分で、大きさによって種類分けが行われています。主に「大きめのヘッド」・「小さめのヘッド」・「360度ヘッド」・「ワンタフトヘッド」が主流です。

大きめのヘッドは、歯磨きに取れる時間が少ない人におすすめの種類になります。ヘッドが大きいため、1回動かすごとに磨ける面積が広いということです。

小さめのヘッドは、丁寧に歯垢を除去したい方におすすめの種類になります。細かく上下に動かして、綺麗に歯を掃除することが可能です。

360度ヘッドは、短時間で歯磨きを完了させたい方や高齢の方におすすめの種類になります。

ワンタフトヘッドは、子供の仕上げ磨きにおすすめです。ポイント的に磨くことができるので、便利に活用することができます。

歯ブラシの毛の素材の種類

歯ブラシの毛には、主に3つの種類があります。「ナイロン」・「PBT」・「動物の毛」です。それぞれで特徴が異なるので、自分の好みに合わせて購入してみましょう。

ナイロンの毛は、比較的安価であることが特徴です。何度も買い替えることを検討している方であれば、交換しやすいのでおすすめになります。毛先が鋭く硬いので、力加減には十分注意が必要です。

PBTの毛は、弾力性が高く、歯茎に優しい毛が特徴になります。歯や歯茎を傷つける心配が少ないので、使いやすいのが魅力です。

動物の毛は、毛が柔らかく、歯の表面や歯茎を傷つけにくいのが特徴になります。ただ毛1本1本に、細菌が入り込みやすい性質があるので、衛生面で不安です。

歯ブラシの毛の硬さの種類

歯ブラシの毛の硬さは、主に3つの種類があります。「かため」・「ふつう」・「やわらかめ」です。歯に直接当たる部分であるため、慎重に種類を選ぶことが重要になります。

かための歯ブラシは、磨いている感があるため、しっかり磨きたいという方におすすめの種類です。ただ強く磨きすぎると、歯の表面にあるエナメル質を傷つけてしまう恐れがあります。正しく扱わないと難しい毛の硬さなので、注意が必要です。

ふつうの歯ブラシは、磨き心地や柔らかさが丁度いい種類になります。そのため、無難に歯磨きが行いたいという方には、おすすめの毛の硬さです。一般的には、ふつうの硬さが理想的な歯ブラシといえるでしょう。

やわらかめの歯ブラシは、高齢の方や歯茎が弱いという方におすすめの歯ブラシの種類です。歯茎への負担が少ないので、歯茎から出血するのが気になるという方にも人気になります。

歯ブラシは使い分けるのもおすすめ

歯ブラシの種類は豊富に取り揃えられており、種類によって特徴が異なります。そのため、メインの歯ブラシと仕上げ用の歯ブラシとして、使い分けを行うのも一つの手です。

特徴が異なるため、歯の場所によって使い分けるのもいいかもしれません。人によって歯茎が弱い場所やしっかり磨きたい場所は違います。

いくつか歯ブラシを購入し、用途によって使い分けを行うと、口内環境を綺麗に整えることができるかもしれません。

歯ブラシの種類は慎重に決めていこう

歯ブラシの種類は、それぞれ特徴が異なるため、簡単に決めてしまうと、後から歯に合わない可能性があります。特に毛先の硬さは、歯に直接当たることから、刺激が強いと歯や歯茎に悪影響を及ぼす危険性があるので、注意しましょう。

歯ブラシの種類を使い分ける方法も、歯を綺麗に磨ける手段として有効なので、一度検討してみてください。

自分なりに使ってみて、理想の歯ブラシを選び、口内環境を清潔に維持していきましょう。