歯科医院で歯のホワイトニングを行なった際には食事制限が伴いますが、具体的に食べてはいけないもの、食べていいものの代表格をここでは解説します。
薬剤(過酸化水素・過酸化尿素)を用いた場合には、歯が一時的な脱水状態となります。
なので、歯が乾いたスポンジのような状態になり、普段よりも外部の成分を吸収しています。
そのために歯の着色もしやすくなるのです。
乾いたスポンジのように外部の成分を吸収しやすくなります。
着色に関しても同様です。
また、ホワイトニング後に限らず、食事に気をつけることで綺麗な歯を保てることが期待出来ますのでぜひ参考にしていただければと思います。
目次【記事の内容】
歯に着色しやすい食べ物10選
以下の10点の食材がホワイトニング後に避けた方が良い食材です。
カレーライス
基本的に「色の濃い食べ物」は歯が黄色くなりやすいのですが、その中でもカレーは着色しやすい食べ物の代表格です。
カレー粉に含まれる、クルクミンという成分が着色の原因になります。
赤ワイン
カレー同様、赤ワインも着色がしやすいです。ファイトケミカルと呼ばれる色素成分が着色の原因となります。
健康には良いとされておりますが、歯への色素着色という観点で見ると着色しやすい飲み物です。
コーヒー+タバコ
コーヒーは単体でも飲んだ場合でも着色しやすいのですが、タバコと組み合わさってしまうと、歯が「より」黄色くなりやすいです。
なぜなら、コーヒーに含まれる「クロロゲン」という成分が、色素を定着させる働きがありますので、タバコのヤニが蓄積しやすくなってしまうのです。
にんにく
にんにくには「硫黄」が含まれており、これが歯を黄色くしてしまう原因となっています。
炭酸飲料
炭酸飲料は、歯の表面のエナメル質を溶かすように働いてしまいますので、内部の象牙質が見えて、歯が黄色く見えてしまう原因となります。
トマトソース
ケチャップが服についた際に、シミになってなかなか取れない経験という経験をした方も多いのではないでしょうか。それは、リコピンという成分が原因です。服だけではなく、歯にも着色するのです。
それと同様に、トマトソース系の食べ物は、着色しやすい食べ物となっています。
ブルーベリー
こちらは青い色素の食べ物ですが、色が濃く、身体には健康的な働きをしてくれますが、歯のホワイトニングの観点から見ると、着色しやすい食べ物となります。
ナッツ類
実はナッツには色素がたくさん含まれています。
過去の歴史を振り返っても、ナッツがインクの塗料として使用されていた時期もあります。
スポーツドリンク
炭酸飲料と同様で、スポーツドリンクも歯のエナメル質を溶かすように働きますので、歯が黄色く見えやすくなってしまいます。
キャンディー
キャンディーには人工着色料が多く使用されています。
この人工甘味料は歯への着色の影響がありキャンディーという性質上、お口の中にとどめている時間も長くなりますので歯に着色しやすくなります。
ホワイトニング中でも食べて良いもの3選
ではホワイトニング中にどんな食べ物であれば食べても良いのかを具体的にあげていきます。
基本的には無色透明、もしくは色の白い食べ物は歯への着色の影響が少ないと言われております。
白米・うどん
色がついておりませんので歯への着色に関して影響はほとんどありません。
クリームソース系の食べ物
トマトソース系のものは歯の着色に影響を及ぼしますが色が白いクリーム系のソースは影響が少ないです。
カルボナーラやグラタンが代表的です。
乳製品
牛乳やチーズなどの乳製品は白いものが多く歯への着色の影響は少ないです。
ホワイトニングはしたいが食事制限はしたくない場合
その場合は美容サロンなどで行うセルフホワイトニングであれば食事制限をすることなくホワイトニングが出来ます。
セルフホワイトニングでは薬剤(過酸化水素・過酸化尿素)を使用しませんので食事制限がありません。
まとめ
ホワイトニングの効果を最大化するために食事制限は必要ですが以外と食べるものが限られてしまうことがお分かりいただけたと思います。
もうすでにご存知のものから、意外なものまであったと思います。
ですが、もし食事制限は行いたくないという場合は当サロン(プラチナホワイトニング)で提供しておりますセルフホワイトニングがお勧めです。
食事制限なく、ホワイトニングを行うことが可能です。