ホワイトニング治療における種類別での安全性について

笑顔の医者の女性

歯の白さは第一印象を決める要素であり、清潔感がなくて不健康に見えてしまうことを気にしてホワイトニング治療を行いたいと思う方も少なくないでしょう。
しかし、ホワイトニング治療が安全であるか気にされる方もいるはずです。

施術中や施術後に激しい痛みがいわれているものの、種類別で本当に安全性に問題がないかについて詳しく解説していきます。

目次【記事の内容】

ホワイトニング治療は4種類ある

一口にホワイトニング治療といっても、ホーム、セルフ、オフィス、デュアルの4種類あります。

ホームはマウスピースと溶剤を使用して自分自身でケアを行う方法です。

セルフは専門などでスタッフの指導を受けて自分自身でケアを行う方法です。

オフィスは歯科医院で歯科医師が施術を行い、デュアルはホームとオフィスを組み合わせた方法となります。

それぞれの種類における特徴としてはまずホームとオフィスは歯の白さを持続できる期間が長いことです。
じっくり時間をかけて歯を白くしていくため、効果の持続期間は長くなります。
しかし、即効性がないのが難点です。
目標とする色に調整ができるのも魅力的です。

オフィスは即効性が高くて効果を実感しやすいのが大きな違いです。
1回あたりの施術時間は30分~1時間程度であり、何回の通院が必要かはメニューによって異なります。
とにかくすぐに歯を白くしたいと思う方に適しています。

即効性と持続性を兼ね備えたデュアルは最も費用が高くなるものの、すぐに歯を白くできて効果の持続期間も長いという優れた治療法です。

安全性が高い種類について

ホワイトニング治療では基本的に歯を痛めることはないものの、注意すべきはオフィスの場合は過酸化水素を使用するためです。

過酸化水素を使用することで歯の表層のエナメル質内の着色の原因や有機質と反応を分解していきます。
無色化することで歯の透明感を上げる役割であるものの、歯への刺激が強くて激しい痛みを感じることもないわけではありません。

知覚過敏になってしまう可能性も考慮しないといけないため、安全性を考えるとセルフを選択するのが望ましいです。
歯の漂白に使う過酸化水素や過酸化尿素は劇物にあたり、歯科医師や衛生士にしか取り扱うことができません。

セルフの場合は歯科医師や衛生士が関係することはなく、すべて自分で作業を行うため、安全性が高くなります。

事前のカウンセリングが大切

ホワイトニング治療を行ううえで大切になるのは事前のカウンセリングです。
事前のカウンセリングでホワイトニング治療を行って問題ないかを判断するものの、カウンセリングを簡単に済ませる医院もないわけではありません。

まずはちゃんとカウンセリングを行ってくれるかどうかを確認しましょう。
継続的なメンテナンスを行うのも大切であり、安全性を高める理由になります。

ホワイトニング治療における安全性はどの種類を選択するかによって変わり、医院選びも重要です。
歯の漂白に使う過酸化水素や過酸化尿素はどう取り扱うのかが大切であり、確かな効果を秘めているからこそ歯の状態にまず問題がないかを確認しないといけません。
歯の状態に問題があるなかで施術すると、激しい痛みを伴う場合も多くなってしまいます。

まとめ

ホワイトニング治療では知覚過敏になることへの心配や施術中や施術後の激しい痛みについて不安を抱く方は少なくありません。
しかし、セルフを選択した場合はまったく心配はありません。
さらに、ちゃんと事前のカウンセリングを行ってくれる医院の場合は、ホワイトニング治療を行って上記の問題がないかを把握したうえで対応してくれます。

種類選びはもちろん、医院選びも同じように大切であるのを覚えておいた方がよいでしょう。