歯を健康に保つためには、歯磨きは毎日行うことが大切です。そんな歯磨きは、どれくらいの時間磨くのがベストなのでしょうか。今回は、歯を磨くのにベストな時間や回数について、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
目次【記事の内容】
歯を磨くのにベストな時間
基本的には、歯を磨くベストな時間は、食事をしてから速やかに行うことが大切です。理由としては、食後に食べかすが口内に残っており、時間が経つほど固まってしまい、通常の歯磨きでは落とせない可能性があります。
また歯磨きの回数としては、毎食後に行うことが理想です。そのため、毎日3食であれば、3回歯磨きを行う必要があります。
歯を磨くベストな時間としては、1日3回食後30分以内を意識しましょう。そうすれば、口内環境を整えることができるので、虫歯や歯周病を予防することができます。
正しい歯磨きの方法
歯を磨くのにベストな時間で実施していても、虫歯や歯周病になってしまったという方も多いでしょう。歯磨きで大切なのは、他にも正しい歯磨きの方法を実施することです。
どのような方法が正しい歯磨きなのか、詳しい内容を紹介していきましょう。
まず歯ブラシはペンを持つように、力を入れ過ぎないように小刻み動かして磨くことが大切です。力を入れ過ぎると、歯ブラシの毛先が広がってしまい、綺麗に磨くことが難しくなるだけでなく、歯茎を傷つけてしまう可能性があります。
また歯と歯茎の間は、磨きにくい場所にあるため、歯ブラシの角度を45°くらいに傾けて、毛先を使用するように磨くと綺麗に仕上げることが可能です。
他にも歯磨きだけでは、プラークや食べかすを綺麗に除去できない可能性があります。その場合は、デンタルフロスや歯間ブラシを活用して、綺麗な口内環境を整えることが大切です。
歯磨きに時間が割けない場合
歯磨きのベストな時間や正しい方法を理解していても、状況によっては歯磨きに時間が割けないこともあるでしょう。そんな時は、最低限のケアで対処することが大切です。
最低限の方法として、水やマウスウォッシュで口をゆすいだり、お茶を飲むことで、食べかすやプラークを流すことができます。
また食後に、ガムを噛むことで、唾液の分泌を促し、口内環境を整える方法もおすすめです。ただその場合は、キシリトールが配合されているガムを選択し、歯に悪い影響を与えないように意識する必要があります。
糖質が多く含まれているガムの場合は、歯に悪影響を及ぼす可能性があるので、あまりおすすめできません。
他にも、歯磨きシートで簡易的に、歯磨きを実施する方法も、歯磨きの時間が取れない時に活用してみるといいでしょう。
歯磨き以外にフロスや歯間ブラシも活用
多くの方が食後に歯磨きを実施していても、虫歯や歯周病になってしまうことがあります。正しい歯磨きが出来ていない可能性もありますが、歯磨きだけでは十分ではないことが多いでしょう。
そのためにも、歯磨き以外に、フロスや歯間ブラシを活用する時間を設け、口内環境を綺麗に整えることが大切です。
面倒がらずに、歯を綺麗にする時間を割くことで、健康的な歯を維持することができるので、積極的にオーラルケアを行っていきましょう。
必要であれば歯科検診を実施
オーラルケアを行うことも大切ですが、どのような歯の状態なのか、定期的に歯科検診を実施し、虫歯や歯周病が発生していないかなど、チェックを行っておくことも重要です。
歯科検診を定期的に行っていれば、口内環境が悪化する前に、原因を特定して治療を行うことができるでしょう。
基本的には、今回紹介した歯磨きのベストな時間や正しい歯磨きの方法を実践して、綺麗な口内環境を保っていく意識を心掛けてください。